サークル紹介

活動風景

 歌謡サークル幸「みゆき」は、平成23年9月に滋賀県大津市を中心に発足した団体です。
 音楽療法士である坂下正幸が代表を務めています。その活動は、地域社会で暮らす認知症高齢者、精神障害者、そのほか独居高齢者など家族介護が必要な方々のこころのケアを目的としており、音楽活動を通して世代を超えた地域住民が集い、支え合うシステムを構築することを目指しています。さらに、実際の音楽療法や体験交流会を通して音楽療法の普及を目的としています。

 

 

 

活動内容

1.活動対象
地域で暮らす高齢者および障害者その他、地域住民
2.活動目的
ノーマライゼーションを基盤に音楽を通して交流を図り、こころのケアとそれぞれの居場所作りをサポートすること。

 

活動概要

  • ● 年間5回程度のコンサート実施
  • ● 地域社会における音楽レクリエーションおよび音楽療法の実施
  • ● 地域社会における「音楽療法体験交流会」の実施と音楽療法の普及
  • ● 在宅介護および看取りのための音楽療法の実施
  • ● 歌謡曲の指導およびサークル活動
  • ● 登録会員による発表会の実施

 

 

歌謡サークル「幸」子育て支援プログラム

保育士による子育て相談室 担当:石井麻莉(音楽療法士)
そのほか、カウンセリング、心理相談など
個別でも集団でも受け付けます。
連絡先:坂下「masaka_ferra66@yahoo.co.jp」まで

 

 

 

スタッフ紹介

活動組織

  • 代表:坂下正幸(音楽療法士、芸術療法士、介護福祉士)
  • 副代表:北村亜香梨(びわこ湖笛の会、フルート奏者)
  • 副代表:山下夏央(社会福祉法人十条龍谷会、ピアニスト)
  • 運営スタッフ:末淳子(声楽家、二期会所属)
  • 顧問:濱谷紀子(元同志社女子大学特任教授)
  • 顧問医療アドバイザー:田中実(医学博士、六角田中医院院長)

 

プロフィール

坂下 正幸
代表 坂下 正幸

 東京都生まれ。2003年、立命館大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学修士)、同大学院先端総合学術研究科博士課程単位取得退学。臨床社会学、医療社会学を専門とする。主に認知症高齢者に対する芸術療法、高齢者の心理および生活に関する社会学的研究、対人援助職の倫理問題を研究課題とする。2003年より地域で暮らす独居高齢者の生活実態調査等を実施し、世代を超えた地域交流において「音楽療法」の可能性を探求している。
 そのほか、音楽が及ぼす「心理的効果」に着目し、認知症及び精神疾患の維持改善に努める。また「回想法」を用いた音楽アプローチとカウンセリングに臨んでいる。日本音楽療法学会認定音楽療法士。日本芸術療法学会認定芸術療法士。声楽を笹倉敬子、神田静子、濱田千枝子各氏に師事。主に、日本歌曲の演奏やコンサート活動を実践する。音楽療法および芸術療法をアメリカ音楽療法協会公認音楽療法士、ノードフ・ロビンズ音楽療法士で同志社女子大学学芸学部特任教授、濱谷紀子氏に師事。公立病院における緩和ケア病棟などの音楽療法にもかかわる。

 

【主な研究業績】
年度 実績内容
2006 「音楽療法における倫理的課題の一考察」『近畿音楽療法学会誌』vol.5,76-82.
2007 「音楽療法における専門性をめぐる一考察」『近畿音楽療法学会誌』vol.6, 89-97.
「認知症高齢者への回想法的効果に関する一考察」『日本芸術療法学会誌』vol.37,89-95.
『なじみの音楽』が認知症高齢者に及ぼす改善効果-ナラティヴを考慮した介入について―
『立命館人間科学研究』実践報告(Practical Report),第16巻,69-79.
2008 「統合失調症者に対する音楽療法の改善効果に関する研究」『立命館人間科学研究』実践報告(Practical Report)(2008年8月),第17巻,93-105.
「老年期うつ病を呈するA氏への集団音楽療法の試み」『日本芸術療法学会誌』vol.29,No.2 63-71
2010 濱谷紀子・坂下正幸「音楽療法士のスーパービジョンに関する一考察」同志社女子大学総合文化研究所紀要、第27巻,24-34
2011 濱谷紀子・坂下正幸「音楽療法士の成長に関する研究」同志社女子大学総合文化研究所紀要、第28巻,1-17

 

 

 

案内マップ

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